ドイツミュンヘンでの修士留学

ミュンヘン工科大学での生活などをぼちぼち書いてます

ミュンヘン工科大学で履修している授業の話 ~2018 winter semester ~

ミュンヘン工科大学に留学し始めて早2ヶ月が経ちました.

 

今日は最低気温が氷点下で午前中は時々吹雪、時々晴れの不思議な天気でした.

 

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通学路での写真

 

ミュンヘン工科大学には世界から多くの学生が留学してきており、クラスメイトはインターナショナルです.

 

(いつも授業を一緒に受けているのは、中国、チリ、イスラエルアメリカ、タイ、ロシアから来ている友人達)

 

そのため、雪の降らない又は雪が稀な国から来た学生は雪が吹雪いていたため、窓の外に釘付けでした.

(授業を聞きつつ、写真撮影していたイスラエル人の友人と私....笑)

 

 

 

 

聞いてないように聞こえますが、

実は真面目に勉強してますよってことを今日は示すために今回は

 

ミュンヘン工科大学で履修している授業の話

 

をしようと思います.

 

 

 

 

私の学科では、

exchange student(交換留学生)は履修している総単位の60%を自分の学科から取らないといけない

という存在するようで存在していないルールがあります.

守ってない学生も多く、必須条件ではないと思います.

 

 

また、exchange student(交換留学生)には必修の授業がないので、

好きな授業を好きな学科から履修することができます.

 

ただ、留学最初の怒涛の忙しさの最初の2週間である程度履修を決めなければならないため、

とてつもなく大変でした.

 

 

 

ドイツの授業は日本の授業と違って一つの授業で6単位、8単位がくることがあります.

日本の単位感覚でくると不思議な感覚になります.

 

 

単位数について到着してから様々な正規の修士学生やexchange student(交換留学生)に話を聞いたところによれば、

exchange student(交換留学生)は1セメスターで20単位くらい履修する

ことが多いそうです.

 

 

25単位以上になってくるとexchange student(交換留学生)には多すぎると言われることもあります.

 

 

正規の修士学生には必修授業や単位数があるらしいので、30単位くらいかそれ以上をとっている印象です.

 

正規生の修士の友人達は必修が30単位くらいで、

それに語学(German)の8単位を加えた38単位も取らなくてはならないそうで、

本当に大変そうです.

 

 

私はというと、

以下の授業を最終的に履修することにしました.

 

  • Fluid Mechanics
  • German
  • Energy Economics
  • Introduction of Wind Energy
  • Renewable Energy Technology1

 

 

留学当初はさらに2~3単位履修したかったのですが、

一つ一つの授業が重く予習復習に十分な時間が掛けられないため、履修をやめました.

 

 

また、母校の学科長に「欲張りすぎないように」と釘を刺されていたこともあり、そのようにしました.

 

 

実際、諦めてよかったと思っています.

あのまま受けていたら、どれも中途半端で何も身につかずにいた可能性がありました.

 

 

授業数でいうと 5コース です.

 

 

 

 

では、単位数はというと、

 

  • Fluid Mechanics (6単位)
  • German (8単位)
  • Energy Economics (6単位)
  • Introduction of Wind Energy (5単位)
  • Renewable Energy Technology1 (6単位)

 

 →    6+8+6+5+6=  31 単位

 

 

...あれ、案外、履修してました.

 

 

ただ、Renewable Energy Technology1 は summer semesterに開講される 

Renewable Energy Technology2 も履修して始めて6単位を手に入れることができるので、

問題ないと思います.

 

 

また、この授業のうち 

  • Introduction of Wind Energy 
  • Renewable Energy Technology1 

は Mechanical Engineering学科 で開講されているものです.

 

 

TUMでは主要な学科は Garchingという場所にあります.

すずかけ台みたいなポジションで、この Mechanical Engineering学科 もここにあります.

 

 

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そのため、水曜日はGarchingに片道 40分 掛けて通学します.

(日本は片道 1.5時間 くらいかかっていたことも考えると、素晴らしい近さ.)

 

 

Garchingキャンパスがいかに面白いところかを語るにはまた今度にしますが、

エンジニアの大学らしく校舎内はクリエイティブなデザインで面白いです.

 

 

 

そんな感じで授業を履修すると1週間の予定はこのようになります.

 

 

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スケジュール

 

見てわかるように、日本のように授業時間が決まっているわけではありません.

 

また、朝は母校よりも 1時間 早い  8時 から始まります.

 

朝 8時 の授業がある日は 6~7時 の間に起きなくてはいけないのですが、

12月 は日の出が  7時以降  なので、

暗闇の中起きることになります.

 

 

これがなかなかにきつい.....

 

 

日本で寝坊した経験はあまりないのですが、

こっち来てから3回くらい起きたら授業が終わってたことがありました.

 

そのうち2つは同じ授業だったことから、

一緒に履修している友達にモーニングコールしてあげようかと言われる羽目に....

 

 

暗闇の中起きることって本当に辛いということを

痛感する日々です.