ドイツミュンヘンでの修士留学

ミュンヘン工科大学での生活などをぼちぼち書いてます

ミュンヘン工科大学の交換留学生活で送る1日の話

ミュンヘンは11月後半から曇りや雨が続くようになり、晴れ間が少なくなってきました.

 

 

今日は

ミュンヘン工科大学の交換留学生活で送る1日の話

について書いていきます.

 

あくまでも交換留学生が送る生活の一例です.

 

 

前回の投稿、

watawatalifeinmunich.hatenablog.com

で私が履修している授業の話をしました.

 

このスケジュールの内の月曜の様子についてご紹介します.

 

 

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7:00 起床 

 

日本ならすでに日が出ていてもいい時間ですが、こっちは真っ暗です.

 

 

 

起きたら朝ごはん用のお湯を沸かし、パンを焼き始めます.

湯沸かしポットもトースターも何もないので、鍋とフライパンを使います.

 

 

 

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最近、お気に入りのパンです.

一人暮らしでも消費期限内に食べきれる分量な上に、焼くと美味しいです.

 

また、私の寮のキッチンは電熱コンロなので加熱してから温まるのに時間がかかります.

はじめはこのタイプのコンロを使ったことがなかったので、スイッチを入れるのに苦労しました.

(ただ右のつまみを回すだけではスイッチはつきません.)

 

7:15 朝食

 

 

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いつもだいたいこんな感じ

朝食はいつもだいたいこんな感じです.

これはスタンダードな食パンです. 

 

 

 

 

ちなみに、パンをフライパンの上に放置しすぎてこうなることもあります.
 

 

 

 

 

 

 

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ある日の朝食

 

朝どれだけ余裕があるかで、決まります.

 

 

 

 

9:20  家を出ます.

 

 

 

9:22 私の寮は駅の目の前なので、徒歩数分で駅に到着.

 

     大学はここから一回電車を乗り越えた駅にあります.     

     乗り換えを含め、ドアtoドア 15~20分 くらいで教室に到着します. (近すぎる...!!!)

 

 

9:45 授業開始!! Fluid Mechanics

 

 

ミュンヘン工科大学での授業スタイルは日本と同じです.

先生が生徒の前で講義をします.

 

ですが、学生の授業の受け方は少し違います.

 

こちらでは学生は

授業中に積極的に質問します.

また、タブレットに授業の資料をダウンロードし、それに書き込みながら授業を受けている

ところをよく見かけます.

 

 

他にも、予習・復習に労力と時間をかけている学生が多い印象で、

皆真面目に課題はやってきてます.

 

 

 

 

前にこんなことがありました.

 

 

 

私は一つの講義に対して予習に2時間程度かけたことがありました.

日本では、あまり予習をしたことがなかったので(あまり大きな声で言えないけれど...)、

自分の中では時間をかけているつもりでした.

 

 

ですが、次の日に友人と話していると

「予習に4時間以上かけたおかげで、今日の授業は全部わかったよ」

と言われました.

なんと、その日は朝の2時くらいまでやってたそう...

 

 

これを聞いた時は本当にびっくりしました.

さらに、自分が甘ちゃんなのを痛感し、同時に勉強には限界がないことを思い知りました.

 

日本で真面目に勉強して生きている人は「わかってるわ、そんなことっ」てことだと思います.....

 

 

11:15 授業終了

 

ドイツでは授業が終わると挨拶代わりに机を「ドンドン」叩きます.

教室の中が一気に騒がしくなります.

 

 

 

 

11:30 授業 Fluid Mechanics Seminar

 

今度はFluid MechanicsのSeminarです.

教室を移動して、すぐに授業が始まります.

 

こちらは20人ほどの小グループ制で行われる授業で、3つ異なる時間に開講され、

自分のスケジュールに合わせて履修することができます.

 

授業では主にtheoryを学び、セミナーではExercieseに必要な知識を身につけます.

個人的にはこっちの方が、実際に使う形で学べるので有意義だと感じてます.

 

 

13:00 授業終了

 

 

やっと待ちにまったお昼ご飯です.

めちゃめちゃお腹すきます.

 

みんなで学食に行きます!

 

ドイツでは学食のことを MENSA と呼びます.

 

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学生証にお金をチャージしてスイカのように利用し、重さで料金が決まります.

 

また、1~3のコーナーがあり、ベジタリアン用、その他肉料理などに分かれています.

 

メニューは日替わりです.

どうやらクリスマス近くになるとメニューが豪華になるんだとか...

 

 

基本的にドイツ人ほど食べないのであれば、めちゃ安く食べられます.

お腹がいっぱいになる量で 2~3 ユーロ(300~400円)です.

 

安い!!!!

 

家で私はサラダを食べないので、学食で野菜を必ずとるようにしています.

 

 

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ポテト、中にチーズが入ったチキンとチーズソース

 

ドイツといえば....

ソーセージ

 

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ソーセージもあります

 

私のお気に入りは何と言っても シュニッツェル

基本的に味が外れない上に、美味しいです.

 

 

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シュニッツェルとポテト

 

個人的には MENSAの料理は食べられる程度の味で、たまに美味しい と思っています.

 

 

現地の人がどう感じているのかは聞いたことがないのでわからないですが、

少なくともアジア系の子は味によく文句言っている印象です(笑)

 

母校の学食がいかに美味しかったのかを痛感します(笑)

 

みんなと食事のあとは分かれ、私は

14:00  基本 図書館に 行きます.

 

 

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図書館

 

 

平日は24時まで空いています.

ただ、日中は激混みでテスト期間でもないのに、座る場所がほぼないです.

 

 

18:00  帰宅

 

帰宅あとは、夜ご飯を作ります.

 

今日の夜ご飯はナス、パプリカ、ベーコンとトマトソースを使ったパスタです.
 日本では実家暮らしだったため、留学で行きていけるか心配でしたが

なんとかなりました.

料理、案外楽しいです.

 

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完成するとこのような感じになります.

なぜか夜によく牛乳飲んでます.(ビールは飲んでないです.)

 

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ある日の夜ご飯

Netflixamazon prime video Big bang Theoryを見ながらご飯食べます.

だいたい作って食べて、1時間ちょっとくらいです.

 

 

19:30~20:00 勉強スタート

 

 

授業の予習や復習、課題をします.

私は復習重視です.

ドイツ語のテストが迫っていたため、最近はもっぱらドイツ語してました.

 

24:30  就寝

 

室内と室外の温度差のせいで、「家なり」がひどくて最初の頃は怖くて寝れませんでした.

夜中に窓や窓枠などがバキバキと音を出します.

(ビビりなので、悔しながら心霊現象っぽいことが耐えれません....)

 

なので、窓際にライト設置して今は快眠です.

 

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ちなみに下にあるものは、ヒーターです.

ドイツではエアコンがない代わりに、ヒーターがどこにでもついてます.

(大学の廊下、トイレ、教室内... どこでも!)

 

冬が長く厳しく、夏は過ごしやすい気候(?: まだ未体験なので聞いたところによれば)だからです.

ですが、今年の夏は猛暑だったらしく、「どう夏を乗り越えるか」というセミナーが開催されるほど人々は猛暑への対処方法を知らないようです.

 

日本じゃ考えられない....笑

 

 

以上、ミュンヘン工科大学の交換留学生活で送る1日の話でした!